早いもので2021年も残り2ヶ月を切りました!冬の寒さがついにやってきたかなと思ったら、日中はわりと暖かさが戻ったりして日々の寒暖差には気をつけなきゃなと思う今日この頃です。
さて、長らくお付き合い&一緒に住んでいた彼女と、11月1日に住民異動届を提出し、続柄が自分が「世帯主」、彼女が「妻(未届)」になりました。法律では認められていない「(選択的)夫婦別姓」の新生活をスタートさせます。
参考:(過去記事)夫婦別姓で結婚(2021年時点では事実婚)をすることになりました
2018年11月プロポーズから約3年。当時は全く考えていなかった選択肢でしたが、いざ自分ごとになった時に歴史から現行法などを調べてきた中で、自分の価値観をアップデートできた部分は良かったかなと思うと同時に、やっぱり今の制度って結構おかしいんじゃないかなと思っています。
・結婚=入籍(民法750条「夫婦は,婚姻の際に定めるところに従い,夫又は妻の氏を称する。」)
・夫の氏を選択する夫婦の割合は令和元年時点でも約95.5%(厚生労働省「人口動態統計」)
・法律婚に較べ、事実婚では経済的な部分や生活においての不便・不利益が大きい部分がある
・選択的夫婦別姓について、一定のニーズや機運の高まりが出てくるが結局40年間膠着状態でほぼ進展していない
ちなみに、法務省のサイトでの賛成派意見と反対派意見が記載されていて以下のような理由がありました。
<賛成する意見>
(1)氏を変更することによって生じる現実の不利益があること
(2)氏を含む氏名が,個人のアイデンティティに関わるものであること
(3)夫婦同氏を強制することが,婚姻の障害となっている可能性があること
<反対する意見>
(1)夫婦同氏が日本社会に定着した制度であること
(2)氏は個人の自由の問題ではなく,公的制度の問題であること
(3)家族が同氏となることで夫婦・家族の一体感が生まれ,子の利益にも資することなどを理由とするものがあります。
選択的夫婦別姓についてはさらなる検討を続けるとなっている政党が結局支持された選挙結果も残念で、「何とかならんかねー」とスリムクラブ2010年M-1の漫才ばりの嘆き節も出てきますが(←葬式というネタ。久しぶりにググって見返してみましたがめちゃオモロいです)、月末は結婚式なのでまずは身の回りの支えてくれた方々に感謝していきたいです。
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